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美しいヘアデザインは美しい髪から生まれる。
そんな「オブヘア」のコンセプトをもとに開発されたオリジナルのプロダクツ
「オブ・コスメティックス」は現在140を超える商品群となっている。
こだわりの商品開発にかける古里氏の想いを尋ねた。

「お客さまの声からつくられた人にやさしいシャンプー」
——古里さんが独自で商品を開発されるようになったのはいつごろからですか?

ちょうど独立して少し経った頃で、1988年にハイダメージ用のシャンプーとトリートメントの2品を開発したのが最初です。僕はもともとアレルギー体質で、アシスタント時代は手がものすごく荒れて大変な思いもしていたし、美しい素材を大事に考えていたので、独立したら自分の好きな商材を扱おうと考えていたんです。ところが当時はケミカルが主流で、いいヘアケア製品が本当に少なかった。髪や皮膚について勉強すればするほど納得できるものがなくて、ならば自分でつくってしまおうと。その頃は泡が立たないというだけで使ってももらえないような時代でしたから、発売後15年ぐらいは自分のサロンだけでしか売りませんでしたけどね(笑)。

——現在は百貨店などでも展開しているようですが、商品開発のポイントは?

“人にやさしい”ということですね。髪にやさしく、肌にやさしく、心にも効くような、そんな製品にこだわっています。実は、オブ・コスメティックスのシャンプーにはすべて「ヘアソープ」という名前が付いていて、もともと顔を洗うものが基材となっているため、髪も顔も体も全部洗えるんです。そして開発の際に大切にしているのは“お客さまの声”。幸い僕は美容師なので、お客さまの声を直接聞く機会がたくさんあります。「ヘアクリームだけど地肌にもつけられるものが欲しい」とか「体も一緒にトリートメントしたい」とか、お客さまのいわば“わがまま”をできるだけカタチにしたいと思っています。

——今はオーガニックブームと言われていますが、これからもブームは続くのでしょうか?

ブームではなく、ようやく日本でも本格的にヘアケアの意識が広がりだしたのではないかと捉えています。また、「オーガニックならば良い」というわけではなく、これからは、ナノテクノロジーのような最先端の技術で開発された良い原料とオーガニックな原料を組み合わせたものが、主流になっていくのではないかと考えています。“効き目”がなければ意味がありませんからね。

天然素材の力を最大限に引き出したオブ・コスメティックスのプロダクツ。

PROFILE古里オサム | Osamu Furusato株式会社オブ 代表
株式会社オブ・コスメティックス CEOサロンワークを中心に、一般誌、業界誌の撮影、ヘアーショー、セミナーなど多岐に渡って活躍中。ヘアデザインにも、製品にも妥協を許さず、『本物』にこだわり続け、“髪と地球に優しい”シャンプー、トリートメント、スタイリング剤を開発。
(グラスルーツ 編集部)

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