合成香料や保存料など、余計なものは一切入れない
無添加化粧品という発想から生まれた全身スキンケアブランド、華密恋。
その魅力をひも解くべく、華密恋のふるさと里へ。

カモミールのもつ
自然の力を届けたい・・・
一途な願いをカタチに

長野県北安曇郡池田町。北アルプスの山々に囲まれたのどかな田園風景が広がる、花とハーブが香るやすらぎの里。標高800mの高地に華密恋のふるさと「カミツレ研究所」がある。澄みきった空気と安曇野の天然水が豊富に湧きでる研究所の敷地は約7000坪。広大な敷地内には華密恋の原料となるカモミール畑(有機JAS認定)が広がっている。
取材に訪れたのは5月後半。毎年この時期は10万本のカモミールが満開を迎える。例年に比べ今年は冬が長かったため、花をつけているのは6割程度。とは言え、山の斜面で揺れるカモミールのある風景は美しく、そして圧巻。6月には敷地を開放し、多くの人が満開のカモミールを楽しめる「池田町ひろつカミツレ花祭り」も開催しているそう。

カミツレとは、ハーブの女王とも呼ばれるジャーマンカモミールの和名。すでに4000年以上前の古代バビロニアで薬草として用いられ、ヨーロッパでは心身をリラックスさせ、健胃や消炎効果、乾燥肌や敏感肌のトラブル改善に効果があると、多くの家庭で常備されるほどポピュラーなハーブ。
「華密恋」は、古来から使われてきたカモミールが持つ自然の力をそのまま届けたいという思いから、1982年に全身スキンケアブランドとして誕生。原料となるカモミールは、とことん国産にこだわり、すべて自社と契約農家の人たちの手で、農薬などは一切使わず有機肥料を使用して栽培。

また、エキスを漬け込むステンレスタンクに生産者の名前を明記し厳正に管理するなど、つくり手の顔が見えるブランドづくりを意識している。肌から体内へ取り込まれるスキンケア用品だからこそ、どこの誰が作ったものなのかが大切になってくるからだ。
そして、大切に栽培されたカモミールからは花だけでなく茎や葉まで用い、非加熱法によって有効成分を余すことなく抽出。この独自の製法は30年間変わらず、今も大切に守り続けている。

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カモミールは、花弁が下を向いたら収穫時期を迎える

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「花とハーブの里・池田町」を掲げた町おこしのお手伝いも

ベストセラーは薬用入浴剤

こうして丁寧に抽出された国産カミツレエキス100%をそのままボトルに詰め、最初に誕生したのが、1982年に発売開始以来、通算300万本のベストセラーを誇る薬用入浴剤(医薬部外品)。リラックス効果はもとより、肌の保湿、冷えや湿疹の改善、疲労回復などの効能も認められ、アトピーに悩む小さな子どもの救世主にもなっている。

今年創業30周年を迎えるにあたり、お客さまだけでなく地元の子どもたちにも見学してもらいたいという思いから工場をリニューアル。30年間守り続けたカミツレエキスのシンプルな製造過程を常時一般公開できるよう整備した。

また、高濃度カミツレエキスのお風呂が体験できる宿(八寿恵荘)では宿泊だけでなく、日帰り入浴も受け付けている。毎年夏にはアトピーの子どもたちを対象にしたツアーも(2泊3日)。農作業体験など土にふれる機会を提供するなど、製品だけでない癒しのアプローチにも余念がない。

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「あらゆる方の肌と健康を守りたい」と代表の北條裕子さん

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華密恋 薬用入浴剤(医薬部外品)400mL 2,310円(詰替用1,995円)

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今年創業30周年を迎え、リニューアルした華密恋の工場。常時、製造過程が見学できる。2階にはリラックスルームも完備 space 収穫から製品完成までを担う工場。重量、水分含有量、すべての検査に合格したカモミールだけを選別し、水とサトウキビ由来の発酵エタノールに浸し、熟成させる。その後、ろ過、抽出を繰り返し、高濃度のカミツレエキスを作り上げていく space 地元の食材を使った食事とカモミールのお風呂が体感できる宿で心身ともにリラックス

カミツレの里

kamitsure 長野県北安曇郡池田町広津4098
カミツレ研究所
http://www.kamitsure.co.jp

(グラスルーツ 編集部)

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