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オーガニックはスタンダードな時代へ

体が欲しているのはどんなもの?
本当に心地良いことって何だろう?
オーガニックがトレンドの時代はもう終わり。
賢い女性たちは気づきはじめた。
自然の摂理に沿ったライフスタイルや植物の未知なる力が、
すこやかな美しさをつくるということに。
大切なのは、自分の体や心をきちんと知って、
自分らしい選択をするということ。
それが、これからのビューティの新しいカタチ。

葉山ライフから識った食へのこだわりとサスティナブルの大切さ

小島 あゆみさん|フードクリエイター

食べたいものを食べる。やりたいことをやる。不必要なものは選ばず、我慢をしない。不満がなくなり、しあわせを噛みしめるようになると、他人に対して寛容になれる。そんな小島あゆみさんの潔い生き方は、彼女が一品一品丁寧に作り出す料理に表れている。大切にしているのは顔が見える生産者が育てた野菜の味をいかに引き出すかということ。

神奈川県逗子で人気の、映画を観ながら食事ができるカフェ、「シネマアミーゴ」。あゆみさんの拠点はこのアミーゴキッチンになる。5年前にオープンした時の創設メンバーとして今もキッチンをきりもりしているあゆみさん。北海道出身、その後愛知県、東京と住まいを転々とし、8年前に葉山へ移住を決意、今ではすっかり地元の人となった。

素材の味を引き出したシンプルな野菜プレート。この日はフランスの天然塩をお好みで振ってお腹いっぱいに

素材の味を引き出したシンプルな野菜プレート。この日はフランスの天然塩をお好みで振ってお腹いっぱいに

「東京では毎日慌ただしく働いていました。ある時、事故がきっかけで休職せざるを得ない状況になり、その間にふらっと遊びに立ち寄ったのが葉山でした。そこで出会った人たちの屈託のない自然体に触れているうちに、時間の流れが東京とは全く違うことに気づいたのです。通っているうちに友達も増え、移り住む気になるまでそんなに時間はかかりませんでしたね」とあゆみさん。

湘南国際村にあるパーマカルチャーを実践しているパラダイスフィールドの畑

湘南国際村にあるパーマカルチャーを実践しているパラダイスフィールドの畑

思いつきで手に入れた葉山ライフも、最初は美しい海が広がる環境に身を置けるしあわせに心躍る気分だったが、夜の20時になると店のほとんどが閉まり、22時には真夜中のように静まり返るというリアルな暮らしにすぐ食難民となったという。
「引っ越し当初、冷蔵庫がなかったこともあり、いかに食を蓄えるかが最大の課題でした。肉や魚は無理でも、野菜なら保存食として美味しく食べられるはず、とそこから私の素材への好奇心と調理への探究心がより加速したのだと思います」。
野菜はなるべく無農薬のものを選び、無農薬でなくても作り手の顔が見える野菜を購入している。オーガニック認証よりも、安心できる作りの手の顔が見えることが彼女の基準なのである。
「また、葉山の美しい海や豊かな土壌への影響を感じ、有害な洗剤や化粧品など毎日使うものには極力気を付けるようになりました。すべてはつながっているという意識で暮らすことが、私のスロービューティなのかもしれません」。

鎌倉七里ケ浜にある「ハニー&ハーブ」で小島さんのためにブレンドしてもらったという化粧品

鎌倉七里ケ浜にある「ハニー&ハーブ」で小島さんのためにブレンドしてもらったという化粧品

profile

小島 あゆみさん

今年で5年目を迎えるシネマアミーゴ。ここをベースにケータリングサービスや期間限定で知人の店のキッチンを手伝っている

今年で5年目を迎えるシネマアミーゴ。ここをベースにケータリングサービスや期間限定で知人の店のキッチンを手伝っている

北海道出身。逗子にある「シネマアミーゴ」・アミーゴキッチン創設メンバーの一人。食だけでなく、幅広く葉山ライフの素晴らしさを訪れる人々に伝え続けている。

http://cinema-amigo.com

(グラスルーツ 編集部)

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