千葉の農園を定期的に訪れ、田植えから雑草とり、お米の収穫までを行う体験授業

味覚を育む

“食”に興味をもつためのきっかけづくりを

神保 佳永さん|HATAKE AYOYAMA

「何を勉強してきたのかということより、何を食べてきたのかということの方が大事」と、HATAKE AOYAMAのオーナーシェフ、神保佳永さん。現在、都内のいくつかの小学校で “食と環境”というテーマのもと、年間を通して学ぶ教育プログラムの講師を務めている。
「学校の屋上に作った里山で野菜を育てるプログラムでは、収穫した野菜を自分たちで料理して食べるだけではなく、地域のイベントで一般の人へ販売するなど、農家の仕事を一通り体験することを試みています。実際に農園を訪れて田植えなどの体験をすることもありますし、子どもたちが農業の課題について真剣にディスカッションする授業もあって、様々な視点から学べるカリキュラムになっています。最近は“食”に興味のない子どもが多いので、まずは興味を持ってもらうことが大切」と神保さん。
家庭でもお母さん自身がまず興味を持ち、子どもと一緒に野菜の本を見たり、自宅のプランターで種から育ててみたり、興味を持てるようなきっかけを沢山つくってあげてほしいと言う。
「1日1時間でいいからテレビを消して、家族で食卓を囲んでください。何を食べるかだけではなく、誰とどんなふうに食べるのかという環境も大事。そういう記憶が重なることで、味覚と一緒に感性も育まれていくはずですから」。

———————————————————————————————————————————————————–

『からだにやさしい旬の食材 野菜の本』 講談社エディトリアル/1,300円(税抜)『からだにやさしい旬の食材 野菜の本』
講談社エディトリアル/1,300円(税抜)

470種の野菜の特徴や選び方、レシピが満載。「これ何の野菜?」など、親子でコミュニケーションを図りながら野菜について楽しく学べる、神保さんオススメの一冊
(グラスルーツ 編集部)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事