オークランドへ一時間に一便フェリーが運行されている。通勤で本土へ通う人も多い

Slow Life is Beautiful.
スローに生きたい。

コンビニエントで情報過多のこの時代に、あえて自分らしくていねいに暮らす。
足早に急ぐのではなく、時には立ち止まって深呼吸してみると、沢山のしあわせがやって来る。

オーガニック先進国で学ぶ、
知恵を絞って生きる愉しさ

芹澤 絵美さん

導かれるように辿り着いた地で、生きることの原点に立ち返って暮らす絵美さん。
野菜や果実は種から育て、牡蠣や魚貝は自ら海で捕る。
未知の自然界と向き合い、勇敢に挑む毎日はスローでありながらとても忙しい。

南半球は本格的な冬に入ったところ。自宅のリビングからは季節ごとにため息がこぼれるほど美しい景色が楽しめるのだとか

南半球は本格的な冬に入ったところ。自宅のリビングからは季節ごとにため息がこぼれるほど美しい景色が楽しめるのだとか

震災をきっかけに日本での暮らしに終止符を打ち、単身ニュージーランドへの移住を決意した芹澤絵美さん。ファッションショーのスタイリングや広告、雑誌などのスタイリストとして働き詰めだった東京での多忙な日々が嘘のように、今は大自然の中に身を置き、オーガニックライフを満喫している。
ニュージーランド中をくまなく見て回った末に芹澤さんが選んだのはニュージーランドの北島、オークランドから船で30分のワイヘキ島という小さな島。
本土のオークランダーたちの癒しのスポットして人気が高い風光明媚な島には、24ものワイナリーが広がり、シラーやメルローといった世界的に評価の高いワインが多く生産されている。船着場から車でワイナリー巡りをしながら辿り着いた絵美さんの自宅は、湾を一望できる高台に建つ一軒家。
「この絶景と傾斜地まで広がる庭が今の私のすべてです。以前はブランドショップへ行くのが大好きでしたが、今は島内にある巨大DIYセンターへ通うのが何よりの楽しみ。バッグや洋服の代わりにチェーンソーや工具類を買い漁っています(笑)」と絵美さん。
家のリノベーション、デッキの修復、造園。本来ならプロのビルダーたちに依頼するようなレベルの仕事を彼女は女手ひとつで始めた。

ニュージーランドの人はほとんど食べないというアジを釣って開きに。日本での生活を思い出す瞬間

ニュージーランドの人はほとんど食べないというアジを釣って開きに。日本での生活を思い出す瞬間

「ここでの仕事に終わりはないですね。ベジタブルガーデンや芝生の世話。時にはボートで海へ出て漁をするなど、本来祖先たちが日常的に行ってきたような生きるために必要な仕事をこなすだけで精一杯。この島に来て3年ですが、まだまだ沢山の発見が待っていると思うと毎日が楽しく、とても幸せな気持ちになれます」。

老化防止やデトックス効果などがある美容食、生アーモンドを大量に収穫。ワインのおつまみなど、つい手が伸びてしまう美味しさ

老化防止やデトックス効果などがある美容食、生アーモンドを大量に収穫。ワインのおつまみなど、つい手が伸びてしまう美味しさ

 

 

 

 

 

プロフィール

pic_profile_yoneda芹澤 絵美さん

スタイリスト。静岡県生まれ。文化服装学院流通専門課程卒業。サンプロデュース入社。2000年に独立。東京コレクションをはじめ、様々なショーを手がける。その後、雑誌・広告等、撮影方面にも幅を広げている。現在はニュージーランドで暮らし、スタイリストは休業中。

 

 

 

 

工芸ギャラリー・ショップ「ヒナタノオト」 http://hinata-note.com/

工芸ギャラリー・ショップ「ヒナタノオト」
http://hinata-note.com/

「gallery らふと」 http://www.kouboukaranokaze.jp/raft

「gallery らふと」
http://www.kouboukaranokaze.jp/raft

 

 
(グラスルーツ 編集部)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事